2023年現在も、空前のサウナブームが続く昨今。
サウナ愛好家たちの間でつかわれる「サウナ用語」も新しいものが増えてきました。
そこで今回は、2023年最新版のサウナ用語を解説します!
この記事を書いているのは、
おひとりさまサウナ銭湯
サウナ用語が理解できるようになれば、あなたもサウナーの仲間入り!
ぜひ一緒にサウナ用語をマスターしましょう!
最新のサウナ用語
最近よく聞くようになったサウナ用語をまとめてみました!
ドラクエ
複数人でサウナ施設をおとずれ、サウナや水風呂、休憩にゾロゾロとドラクエのように行動すること。
俗にいう「迷惑行為」と言われるもので、マイナスな意味合いで使われることが多い。
所作
サウナ・水風呂・外気浴の流れのこと。
サウナーの間で「所作が美しい」と言われれば、「あの人のサウナ・水風呂・外気浴、美しいな」という意味合い。
サウナチャンス
日本最大のサウナ検索サイト「サウナイキタイ」発信のサウナ用語のひとつ。
サウナチャンスに対する公式の意味合いは存在しない。
「今日はサウナチャンス」「サウナチャンスきた!」など、気軽に使われることが多い。
産湯(うぶゆ)
はじめてサウナに目覚めた場所を指す言葉。
「私の産湯はスカイスパ !」であれば、「私が初めてサウナに目覚めたのはスカイスパ !」という意味合いになる。
ガンギマリ
いつもの「ととのい」に比べて、非常に強い多幸感を感じた時に使われる言葉。
「ととのったわ〜」よりも「ガンギマリだったわ……」の方が、激しくととのったんだな!という意味合いになる。
サウナゾンビ
サウナ・水風呂・外気浴を何度もくりかえし、抜け出せなくなること。
個サ
個室サウナの略。
「サウナ室=サ室」「サウナ活動=サ活」「サウナ飯=サ飯」と同じような使われ方。
サウナー用語は略したがるくせがあるかもしれない……笑
ロウリュ・アウフグースにまつわるサウナ用語
混乱しやすい「ロウリュ」と「アウフグース」にまつわるサウナ用語もまとめてみました。
いまいち両者の違いがわからない人は必見です。
熱波
サウナストーンにアロマ水をかけることで発生した「熱い蒸気」のこと。
ロウリュ
サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させること。
フィンランド発祥。
セルフロウリュ=自分でロウリュができることを指す。
熱波師
ロウリュの後、タオルやうちわを用いてサウナーたちに熱い熱波を送る人。
「サウナ室で風を送る人」というと伝わりやすいかもしれない。
熱波師検定も存在する。
アウフグース
ロウリュの後、タオルや大きなうちわを使いお客さんに向かって熱波をあおぐサービスのこと。
ロウリュと混雑して使われることが多いが、アウフグースはドイツ発祥。
アウフギーサー
熱波師とほとんど同じ意味合い。
ただ厳密にいうとドイツサウナが主催するアウフグース講習を修了した人を指す。
ただ熱波を仰ぐだけでなく、高いパフォーマンス力が求められる。
上級者向けサウナ用語
最後にサウナ用語上級者編をお届け。
これが理解できるなら立派なサウナー!
3・7
この数字を見て反応できたら立派なサウナー。
3月7日はサウナの日と言われ、各施設イベントが開催される。
サウナーにとって1年に一度もお祭りのような日。
アヴァント
サウナの本場フィンランドの言葉で、氷の穴をいう意味。
凍った湖に穴をあけて、キンキンに冷えた氷の穴に入ることで水風呂の代わりとする。
アウトドアサウナ、海外のサウナ旅を経験したことがある人には通じやすい言葉かも。
あまみ
サウナ・水風呂に入った後に体に出てくる、赤と白の斑点のこと。
急激な温度変化(熱い・寒い)が原因で、毛細血管が拡張することが原因と言われている。
熱いサウナと冷たい水風呂の温度差が大きい時ほど出やすいと言われているため、「あまみが出た=いいサウナに入った」という意味合いで使うことが多い。
はじめてあまみが出たサウナって、思い出深いはず。
羽衣
サウナで温まった体にできる、薄い熱の膜のこと。
羽衣がしっかりできると、つめたい水が直接肌に触れないため、水風呂にしっかり浸かれる。
グルシン
水風呂の温度が10度未満、1桁であること。
「グルシン水風呂」といった使い方をする。
2023年最新版:サウナ用語は増え続ける!
最近よく聞くようになったサウナ用語を中心に、サウナ用語をまとめました。
初めて耳にするものから、こんなの知っているよ!というものまであったと思います。
サウナ用語はこれからも徐々に徐々に、増え続けるのではないかと思います。
最新版でも紹介した「ドラクエ」は、コロナ禍以降の迷惑行為をあらわすために出てきた言葉だからです。
時代に合わせた新しいサウナ用語がどんどん出てくるはず!
サウナブームでどこの施設も混雑を極めますが、くすっと笑ってしまうサウナ用語を考えながら楽しんでいきましょう!